平成25年度江戸東京野菜暦 [野菜]
年末に向けてバタバタしてしまい、久しぶりの更新です!
さっそくですが、東京中央青果㈱様と東京シティ青果㈱様のご協賛で、弊社が毎年発行している〈江戸東京野菜暦〉の平成25年度版が完成いたしました!
江戸東京野菜とは、江戸時代から昭和初期までに江戸・東京で作られていた野菜のことで、月刊日本橋ではいち早く平成19年に江戸東京野菜を取り上げて以来、普及に努めてきました。
このカレンダーも、おかげ様でご好評いただいて、小学校や種苗屋さん、はたまた遠くの飲食店など、ひょんなところで見かけることもあり、嬉しい限りです。月刊日本橋12月号ではこの〈平成25年度版江戸東京野菜暦〉を読者プレゼントしておりますので、よろしければ、冊子をご覧いただけますと幸いです。
さて、東京も本格的に寒くなってきましたが、編集部サイトーは先日(というか一昨日)、うなぎ百撰の取材で吹雪の北海道へ行ってきました! その模様はまた明日ー!
でっかい道へ [うなぎ百撰の記事]
さて、編集部サイトーは、うなぎ百撰の取材で北海道へ行ってきました。出発前、羽田空港から美しい富士山が見えて、うーん幸先良し!
そして、じつは北海道初上陸のサイトー。札幌に来たからにはやっぱり札幌市時計台が見たい! 日本三大がっかりスポットのひとつと言われようと、地元の方に「別に見なくてもいい」と言われようと、見に行きました。そして、時計台の後ろにあるア◯ムのネオン看板が何とか隠れるように、記念撮影もしました……気が済みました。
たち、八角、蟹、お芋さん……などなど、おいしい食べ物もたくさんいただいて、時計台に雪景色、ニューハーフと、視覚的刺激を受けて、いざ帰京と思ったら! 吹雪で飛行機の運航が怪しい……。ああ!出発はあんなにいい天気だったのに。しかし焦っても仕方が無いと、冷静にビールを飲んでいたら、無事にフライトし、帰ることができました。
そして編集部の皆へのお土産にと、札幌のうなぎ屋さんのご主人がくださったのがコレ!〈谷田のきびだんご〉
谷田製菓HP→http://www.kibidango.co.jp/
によると、「北海道開拓の精神と関東大震災の復興を願い、起備団合の名称で大正12年創製発売してから今日まで自然の原料だけを使い広く道民の皆様に御愛顧いただいております」とのことです。
いただいた時、サイトーは一瞬「ん?きびだんボ?」と思いましたが、旧かな遣いでした。空港などには置いていない、道産子の方になじみ深いお菓子なんだそうです。材料もいたってシンプル、お餅のようでネチッとしていて、歯の詰め物がある時は要注意ですよー的な食感です。素朴な味でおいしいです。オブラートも何だかなつかしい。
よし、これで犬・猿・雉の仲間を率いて、いざ鬼退治……その前にまず入稿じゃーー!